なべおさみと緑魔子主演山田洋二監督の68年作
プロト寅さんの一作だがアメリカンニューシネマの影響かと話がとにかく暗い
「トルコ風呂のオーナーがミヤコ蝶々が主人公の生き別れた母」というのは寅さんの2作目と一緒
大阪弁の言葉の面白さにフォーカスしているようだった
小沢昭一のナレーションが随所に入る(活弁という設定)
ラストに海辺や山など美しい風景を差し込むことで破局した状況でも「いい感じ」に映画を終わらす手法は既に完成していた
ラストだけ明るくするのは松竹から「暗い映画を撮るな」と批判されない為の作戦だと思われるが他の映画であまり見ない手法なのは面白い
u-nextで視聴
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