ロサンゼルス・ハリウッドにほど近い丘陵地帯に住んでいたロックミュージシャン達をテーマにした伝記映画
60年代半ばから70年代前半までキラボシのようなスターたちが暮らしていた
ザ・バーズ、ママスアンドパパス、バッファロースプリングフィールド(はっぴいえんどが目標にしていたバンド)、フランク・ザッパ、ジョニ・ミッチェル、アリス・クーパー、CSN&Y、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、イーグルスらがご近所さんで鍵もかけずに交流していた、さながらアメリンロックのトキワ荘
英からツアーにきたミュージシャンも頻繁訪れていたという(ビートルズ、ジミヘンドリクス、エリッククラプトン)
才能ある若者達がフリーセックス・ドラッグ・ロックンロールを楽しんである種のヒッピー的共同体を作っていたが、それが「シャロンテート事件」で一気に崩壊する(「ワンスアポンアタイムインハリウッド」の後半パートの舞台がまさにローレルキャニオン)
前にも書いたが60年代は「ドラッグをやってはいけません」という教育が始まる前なので田舎から出てきたナイーヴな状態の若者がボロボロになりながら後世に残る音楽を作っていたという側面もある(ザ・バンドのドキュメンタリーの後半痛々しかった)
貴重映像も多く、編集・音響・選曲すべてすばらしかった
特にグラハムナッシュがジョニミッチェルとの生活の中で名曲「OUR HOUSE」を作ったというエピソードや歌詞の内容をはじめて知れたのは良かった
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