吉岡里帆主演、テレビアニメの制作をテーマにした小説原作の映画化(22年作)
アニメーターや監督だけでなく営業やコラボ商品企業との調整など幅広く扱っているので面白く観れる
吉岡の演技はそこそこだがそれ以外の役者が巧いので成立している
特に柄本佑がすばらしい、シン仮面ライダーでも良かったので間違いなく大物だと思う、今の時代にキザな役柄を全うできる人はなかなかいない
吉岡は若くして抜擢されたアニメ監督として人気だけで実力のない声優にダメ出しするシーンがあるのだが、この映画では吉岡が同じ立ち位置なので不思議な二重構造になっている(本人も制作もおそらく意識的にやっている)
ライバルのカリスマ監督役が中村倫也、少ないカット数で印象に残る芝居をしており監督の起用法がうまいと思った
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