ビリーワイルダー監督、レイモンド・チャンドラー原作の44年作
保険外交員の男が美人人妻と金持ちの旦那の保険金殺人を企てる話(原題は「Double Indemnity=二重賠償」)
保険外交員が探偵の様にハードボイルドな職業として描かれているのが面白い
脚本・演出ともに素晴らしい、保険外交員の主人公を審査部の切れ者が追い詰めていくという構図も見事
審査部の男のキャラクターはイタリア系で話振りも含め刑事コロンボの下敷きとなっているはず(つまり古畑任三郎の大元ネタ)
ラスト近くの展開は感情ベースになっているのだがそこまでの組み立てが素晴らしいので素直に見れる
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