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海外映画

「サーチ」手法の斬新さに目がいくがそれ以上の傑作

全編PC画面だけで作られた18年作、手法の斬新さに目がいくがそれ以上の傑作父親が失踪した娘を検索と娘のPCの履歴を使って追いかけ見つけ出すというストーリーPC画面上のさまざまなウィンドウやタブを行き来して物語が進む昔撮った動画ファイル、生配...
海外映画

「オー・ブラザー」見所は美術や群衆シーン

コーエン兄弟制作の映画、ファーゴが傑作だっただけに期待して観たがイマイチ1930年代のアメリカで刑務所から逃げた囚人3人が捕まる前に隠した宝を探し行くストーリージョージクルーニーが主演、序盤はよかったが中盤以降脚本がむちゃくちゃ、フリはある...
海外映画

「2GUNS」ラストはマカロニウェスタンばりのケレンが炸裂

デンゼル・ワシントン主演のアクション映画、13年作、バディ役はマーク・ウォールバーグ(「パパVS新しいパパ」)こちらもタランティーノ風(ダイナーで時間が巻き戻る)だがかなり面白い銀行強盗を企む2人は実は覆面警官と特務を受けた海兵隊員で互いに...
海外映画

「メッセージ」人種間のコミュニケーションの本質に迫る意欲作

宇宙人襲来モノのSF作、日本でも本作に出てくる宇宙船の形がお菓子の「ばかうけ」に似ていることでTwitterで話題になっていた派手なシーンは少ないがとても丁寧に撮られている、世界12カ所に突如宇宙船が現れ人々は混乱する中、言語学者が宇宙人か...
海外映画

「チャッピー」娯楽作として観るには悪くないSF映画

ロボット警官が暴走する2015年のSF作品、ロボコップのテーマにAIを掛け合わせているAIを開発するインド人をスラムドッグミリオネアの人、ライバルの開発者がウルヴァリンの人、ロボット会社の女社長がシガニー・ウィーバーという布陣CGがかなり良...
海外映画

「ヴェノム」見所は殻付き生ロブスターかぶりつきシーン

マーヴェル制作の2018年作、CGがやりすぎで観るのがつらかったイーロン・マスクを思わせるクレイジーな起業家がロケットで宇宙から連れ帰った生命体が逃走、企業の闇を暴こうとしていたジャーナリストにとりついてしまうという筋書きジャーナリストの俳...
海外映画

「ダヴィンチ・コード」日本人にも分かる歴史謎解きモノ

トムハンクス主演、ロン・ハワード監督のベストセラー本原作の2006年作、尺は長いがよくできているイギリス・フランスが舞台で鬼刑事役はジャン・レノ原作は読んでいないが映画は「ナショナルトレジャー」のような歴史謎解きモノ(つまりインディ・ジョー...
海外映画

「天使と悪魔」トムハンクス教授が女性バディと共にキリスト教の謎を解く

トムハンクス主演、ロン・ハワード監督でダヴィンチ・コードシリーズの2作目(2009年)今回はダヴィンチは関係なくキリスト教会の内幕モノ、「この座組みならキリスト教を冒涜しても大丈夫じゃん!」というやったれ感があって気持ちがいい今回もトムハン...
海外映画

「インフェルノ」見所はアクションに徹したスピード感

ダヴィンチコードシリーズの3作目、トムハンクス主演、ダヴィンチはもうまったく関係ない人口増加を憂うクレイジー起業家(こういう設定の映画は多い)が人類を淘汰する為にウイルスを作成、それが広がった様をダンテが創造した「地獄(インフェルノ)」にな...
日本映画

「免許がない」見所は予算を抑えてリアリティを出す工夫

舘ひろし主演、森田芳光脚本のコメディ、タイトル込みのワンアイデアの出オチっぽいスタイルは近年の邦画っぽいが94年作免許がないことがコンプレックスの男性映画スター(舘ひろし)が一念発起、撮影を中断して合宿免許を取りに行くというストーリーイヤミ...